議員の裏側

こども庁閣僚に「勧告権」

https://youtu.be/eiX8zmLnvyo

今回は、先にもお話したこども庁創設

魂を抜かれたこども庁創設 なんと文科省分野を除外

についての第2弾です。

もうダメかと思っていたこども庁創設話
この一報を知って、持ち直すかも?
と思ったのです。

人の話を聞く岸田首相らしさ

民主主義の基本中の基本である
「人の話を聞くこと」が特技だと
明言する岸田首相らしさが感じられるものでした。

何とか各省庁間の壁を打破ではないけど、
乗り越えようとしている感じがしたのです。

前回のこども庁創設の話では、
省をまたいだこども庁を創設するのか
と思ったらやっぱりできなかった。

厚労省と文科省のカベを壊せない、越せない
のであれば、意味がないというようなお話をしました。

岸田さんになってから変更されたので、
省庁に気をつかったのかな
と感じたと伝えました。

そんな反応が、他からもあったのか?
新聞には『こども庁閣僚に「勧告権」』
という見出しが躍りました。

勧告権とは?

見出しだけ読むと他の省庁に
モノ言える権利を付けた!

つまり、権限を強めた風に読めたので、
お!やっぱり、いい改革になるんか!
と一瞬思いました。

それは、中見出しに「政府方針、他官庁へ改善要請」
とあったので、ものすごい強権を持って、
様々な勧告(お願い)ができるようになるんだ!
と思ったからです。

そういうのがあれば、結果として、
前回話題にした両省の壁が壊れないまでも
低くなって、風通しのいい行政が実現する
かもしれないと思ったのです。

読み進めていくと、
「こども庁の専任閣僚が
関連する各閣僚に対して改善を要請する形。
その要請に対し、取り組みが不十分だとすれば、
首相に直接意見具申できるという形」

つまり、こども庁の専任者が、
他省庁の閣僚に改善を要請すれば、
それを真摯に受け止め、
前向きに検討しなければならず、
無視するわけにはいかない制度!のようです。

強制力はない!とみせかけて・・・

最後に2つ重要なことが記されていました。

一つは、
「その要請に強制力はない!」

もう一つは、
「各官庁の取り組みが不十分
と判断すれば、首相に意見具申できる。」
です。

最重要なのは、二つ目!
これは、どういうことかというと

「こども庁の専任者が直接、
総理大臣に、〇〇省に△△な要請をしたが、
しっかり取り組んでもらえなかった!
これは、〇✖△な理由で、
国全体の国益を損なう恐れがあるので、
何とかして欲しい!」

と訴えることができる!
ということです。

もちろん、これにも強制力はありません。
が、そういう制度があることで、
各省庁は、ガン無視はできません。
軽視もできません。

もし、首相まで具申(この省庁はかくかくしかじかで、
言うことを聞いてくれないんです!などという内容が)
が行った時に、どう説明すればいいかを
考えておかなければならないからです。

これは、実質的な強制力と言ってもいい
レベルだと感じました。

まあ、そこまでするなら、
強制力を持たせればいいのにとは思いますが、
そこが、官庁のかけ引きの機微(醍醐味、面白さ)
なんだろうと理解しておきたいと思っています。

強制力がない!ということで、
一瞬、なんじゃそれ?!って
思うかもしれません。

しかし、勧告権(そこは、このように改善して
欲しいということを言っていいシステム)が設けられ、
それを行使すると、相手は、
それを最終的にはスルーできる権利を持ちつつも、
その権利を安易に振りかざすと
首相から、しっぺ返しを喰らうこともあり得る
という面白い制度になるということで期待ができそうです。

この報道の裏で、厚労省と文科省の必死のせめぎあいが感じられます。
こども庁の中核を任せられる専任官には、
国の宝の未来をしっかり思い描いて、踏ん張って欲しいと思っています。

急いては事を仕損じる?

しかし、この記事が載った11月14日の丁度一週間後、
21日の新聞に小さく小さく「こども庁先送り」の見出しを発見しました。

理由は、省庁間の調整が難航したためとありました。

まとめ

こども庁創設は、一瞬、後退か!もうダメなのかと感じました。
が、しかし、今回の内容で重要なことを見つめ直したように感じました。

事の真ん中である。
「日本の未来を担う国の宝である子どもたちをどのように健全に育むか」
を見つめ、腰を据えて考え直そうとしているのであればと思う限りです。

みなさんで今後の動向をしっかりと見守ってほしいと思っています。

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