https://youtu.be/XwIrnIN3res
いじめはなくせず、あって当然のもの!
そもそもいじめのない学校って、
世の中にあると皆さんは、
思っておられるのでしょうか?
シマは、28年間、教員をしていましたし、
退職後の約10年放課後学童教室で、
指導員をしてきていますが、
その間、例外なく、いじめはありました。
なので、いじめがない!とか、
いじめをなくそう!などと言う政治家は、
現場を知らない方だと思っています。
そして、あなたは人をいじめたことが、
ないのですか?と訊いてみたいです。
いじめがあるという前提で
子どもの範たる大人の世界に、
いじめが当たり前のようにあるわけで、
親の写し鏡である子どもの世界にだけ
いじめがない世界にしよう!
ということ自体、ナンセンス。
なので、いじめは異常事態ではなく、
いつでもどこでも誰にでも
起こりうる、至って普通の事態だということを
全国民で共有することが、
最初の一歩だと思います。
いじめにくじけない子の育成
そんな現状で、一番間違いなく
しなければならないことは、
いじめに負けない強い子の育成です。
最低、最悪でも自殺しない子に
育てることだと思っています。
普通にあるのだから、
隠し立てするようなことはせず、
自分が信頼している人に、
どんどん打ち明け、相談すること。
これが、普通にできるようにすることです。
気づいた大人が、周りがその子を支える!
普通にいじめを訴えられる環境が、
常に整っていれば、軽度のいじめのうちに、
表に出て来る可能性が高まるので、
解決も早くなると考えます。
大事なのは、いじめが普通にあると分かっても、
それに気づいた大人や周りがそれを軽視しないことです。
むしろ、敢えてわざと大騒ぎすることです。
徹底的に、いじめた側を叩き(糾弾し)、
いじめられた側を擁護することです。
こうすることで、いじめられた側は、
孤立しません。
逆に、いじめた側は、表にさらされ、
反省せざるを得なくなります。
すると、いじめが起こる頻度が、
減ってはいきます。
同時に、命の大切さを叩きこむ
さらに、しておくとよいと思うのは、
ものごころつく頃から、
命の大切さと重さを説き続けることです。
シマには、教員時代も今も、
子どもたちに呪文のように
言い続けていることがあります。
それは、
「一度無くすと二度と戻って来ないモノ
が世の中に二つだけある」
「それは、命と時間」
「だから、この二つを無駄にする人がいたら、
徹底的に叱ります!」
です。
そして、折に触れ、
「一度無くすと二度と戻って来ないモノは?」
と子どもたちに訊いています。
そうすると、子どもたちは、
大きな声で「命と時間」と応えます。
これを日常化しておくと、
自分はもちろん、人の命もなくしてはいけない!
という当たり前のことが背骨に埋め込まれます。
苦しかったら泣き叫べ!
で、とどめは、死にたいほど苦しくなったら、
泣き叫べ!我慢するな!
と教えておくことだと思っています。
これだけで、自殺につながるような
悲惨ないじめは、消える!
と、シマは思っています。
もちろん、多少の苦しみは耐えなさい!
自分に否がないと思うなら戦いなさい!
ということも教えていますけど!
みなさんは、どう思われますか?