議員の裏側

自民党総裁選はやっぱり狡猾だった ~議員にとって民意ってなんなのか?

https://youtu.be/VQ6E4ibeuYc

ご存知の通り先に行われた自民党の総裁選。
菅さんだと次の衆院選で議席を大幅に減らす。
それではまずい!
ということで、菅降ろしから始まりました。

その総裁選で自民党が、

  • 党員(一般人)の意思を第一にしないこと
  • 議員個人の思いが達成しやすいかどうかで代表者を選んでいること
  • 自民党の選挙戦略の狡猾であったこと

が、よく分かって面白かったですね。

議員にとって民意とは何ぞや?

今回は、それについて語りたいと思います。

なぜなら、そんなんで本当にいいの?
という大きな疑問が頭をもたげたからです。

みなさんは、あの一連の動きを見て、
何を思われましたか?

岸田氏、圧倒的勝利!

結果はもちろんご存じだと思いますが、
岸田氏が、決選投票の末、下馬評が高かった河野氏を圧倒して破り
自民党の総裁になりました。

その結果をとやかく言うつもりはありませんし、
戦前から予想されていた結末なので、
特に驚きもありません。

岸田氏には、日本の明るい未来のために
全身全霊で頑張って頂きたいと思っています。

島は高市推し!

また、ここで言っておきますが、
私、島は反自民ではありませんし、
だからと言って、河野氏になって欲しかった
と思っているわけでもありません。

4人の中で、敢えて推していたのは誰?
と尋ねられれば、ちょいと右寄りですが、
国家感がしっかりしていて、
なおかつ、弁も立ち、年齢も近い高市氏でした。

が、戦い終われば、ノーサイドの精神で、
私なりに考えて、
『本当にそんなんで、自民党大丈夫?』
と思ったことを語ります。

それでいいのか?自民党!

シマが、なんでそうなるん?
と思った一番大きいことは、
党員投票で多くの票を獲得した河野氏が、
決選投票となって、国会議員票の勝負となった時点で、
党員票はなきものとなり、
あっさり岸田氏になったこと。

まあ、最初からそういうルールでの戦いだったので、
狡猾な選挙参謀がいてこうなったのだろうと思いますが、
こういう結果になったことを
河野氏に投票した党員は、
どう思っているのかが気になるわけです。

大丈夫か自民党 その3つの理由

理由1「党員の多くが支持した人を否定した格好になったこと」

これについては、説明不要だと思いますが、
党員の多くが支持した河野氏を
議員が否定した格好になること。

自民党の支持基盤である
民間人の党友の多くが支持した方を
国会議員が否定したことで
党員と地元選出議員の間に
軋轢が生じるのではないかということです。

なぜ、河野さんではなく、
岸田さんを選んだのだ?
党員の考えは無視なのか!
結局、議員票で決まるなら、
最初からそれでやれよ!
という不信感が生まれそう。

理由2「国会議員との意識のズレが生じたこと」

今後の地元議員の意識の差が、
すぐに行われる衆議院選挙に
少なからず影響するのではないか?
ということです。

各選挙区でそれぞれの党員が支持した総裁と
その選挙区から選出された国会議員が支持した総裁
とのズレが多く生じたと思われます。

理由3「長いものに巻かれろ的判断」

結局最後は派閥の論理。
長いものに巻かれろ的判断になったこと。

長いものに巻かれることで
人としての信用問題になると思います。

個々の議員の人としての
生き方に関わる重大事となるでしょう。

狡猾なり、タダでメディアを使う戦術!

さて、今回の総裁選は、
富山市長選の時のそれと同じ、
自民党支持者の自民党内の選挙でした。

国政選挙ではないのに、
連日、メディアは自ら進んで
(スポンサーの許可を得て)
大きく大きく取り上げ、
国民の目を惹きつけました。

それは、実質的に、自民党の総裁が、
日本国の総理大臣になる可能性が極めて高い
ので仕方のないことだとは思いました。

が、一方では、
メディアをただで使った
狡猾な党内選挙戦だったと思っています。

あれだけの報道を党のお金を使って
やったらいくらお金がかかったでしょう?

選挙の規模は全く違いますが、
この春の市長選の党内での候補者一本化選挙と
基本的なやり方は、全く同じだと思いました。

さて、事の発端を、
みなさんは覚えていらっしゃると思いますが、
自民党の総裁選は、
再任すると思われていた菅氏では、
次の衆院選で敗れる!
議席を大幅に減らし、ひょっとすると過半数割れする!
との思いから、菅氏自らが出馬しない宣言をして、
びっくり仰天状態から始まったものでした。

つまり、今回の自民党のトップを決める
という総裁選は、党員や党所属の国会議員による
党内の選挙で、党の菅氏ではないイメージのいい
新しい顔を作るために仕掛けられた
自民党による政治ショーが
繰り広げられたということです。

富山市長選でも同じでした

やっていることは、富山市長選と全く同じです。
お金をかけずに、メディアを躍らせ、
自分たちのやりたいことを4種類アピールし、
戦い終われば争いは無に帰す。
4人の掲げた政策のいいとこ取りをして、
国民のために頑張ります!

そういうシナリオ!
戦略だったと感じています。
お上手です。

結果は、先に述べた通り、
菅氏よりは、少し好感度がよさげな
(約1年前には菅氏に惨敗していた)
岸田氏に決定し、
それまでに4氏でなされた
メディア上での政策論争等で、
自民党の新たな考えも示せ、
自民党内の役職も一新(?)し、
内閣改造もし、菅政権のマイナスイメージは
払しょくされました。

自民党の作戦通りの展開だと思われます。

なので、次の衆院選は
確実に自民党が勝つでしょう。

そのための総裁選だったのですから!

シマは、別に、それでもかまわないと思っています。
反自民ではないので!

しかし、しかし、しかし、冷静に振り返ると
末端の支持者の意思を
自分事でひっくり返す議員たちが集っている党から、
国の代表を出していいのか?
という素朴な思いが頭をもたげて来ています。

政治の理想形は?!

シマの思い描く政治の理想形は、
二大政党制です。

常に緊張感をもって
国民の支持を第一に
仕事をすると思うからです。

しかし、今の日本の実状からして、
その実現は厳しいと思っています。

自民党以外に大になる政党が見当たらないので。

それで、現時点では、
メルケルさんの退任で注目を浴びた
ドイツの政治のスタイルがいいかも?
と思い始めています。

今の日本もそうだと言えば
それに近いのかもしれませんが、
同等の連立政権。

それだと、一強の強引さが消え、
民主主義本来の
しっかりした話し合いが
国民に見える政治に
近づくかもしれないと思っています。

今後、行われる衆議院選挙は、
実質的に、国のリーダーである総理大臣を決めること
になる国民一人一人が投票権を持つ直接選挙です。

この一票の重さを十分に感じて
仕事をして下さる方に、自分の大切な一票を投じたい
と思っていますが、シマは、自民党の候補者に投票するならば、
シマが心で推していた高市氏支持を表明していた方
にすると思います。

そんな方が、自分の選挙区にいないとなれば、
自民党以外で信用できそうな方を支持したいと思っています。

みなさんは、どう思われますか?

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