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１０月２３日告示、３０日投開票の
定数17に対し、２０の候補者が
立った氷見の市議会議員選挙！
選挙の立候補者説明会の
最後の質疑応答の時に、
新人潰しともとれる
おかしな発言があったとの情報が。
今日は、このことを軸に、
ベテラン（現職）陣の中に潜む、
偏った考え方で動く老害について
考えてみました。
辻立ちは控えるように！
おかしな発言というのは、
立候補予定者説明会の
最後の質疑応答の最後に、
大きな声で高圧的に言い放たれたという。
（あくまでシマの耳に届いた噂です。）
何をおっしゃったのかというと
「交通事故やコロナ等の心配があるので、
街頭での辻立ちはやめましょう！」
と、いうものです。
一般市民の方には、
「何だ、そんなことか！
確かに、目障りだし、邪魔やし！
なけんにゃいいねか！」
と、思われるかもしれません。
が、選挙期間中にできる数少ない
選挙運動の一つである街頭での辻立ちは、
一生懸命さを打ち出すためには、
大きな武器となる運動です。
これを封じられると、
誰にとって不利になるのか？！
新人に不利！
少し考えれば分かると思うのですが、
これは、顔が売れていない新人に不利です。
新人５人で激戦が期待できる選挙！
今回の氷見市議選は、
先の黒部市議選に比べると
数段いい選挙戦になったのではと
個人的に思っています。
それは、黒部のように、
プラス１のやっとかっとの選挙で、
しかも、その１が、戦前から
ほぼほぼ分かっていたという
感じに見えた選挙とは違ったから。
プラス３で、そのプラス３は、
新人が５人も出たので
そうなったようですが、
その中で若い者順で見ると
３９歳、４２歳、５２歳と若いことです。
他の２人は、６６歳と６９歳で、
新人としては物足りない！
ですが、多分、現職を退いた地盤から、
推されて出て来られたのだろうと
勝手に予想していました。
とにかく、新人が比較的多い
活気ある選挙戦が期待できる
選挙だったのです。
選管は無反応だったらしい！
話を戻します。
先のベテラン陣営からの
質問とも何とも言えない
「辻立ちはやめよう！」
発言に対し、
選挙管理委員会は、
何も反応されなかったらしい。
まあ、善意に解釈すると、
質問ではないからなのかとは
思いますが、ここは、
「そういう禁止事項は追加できません」
と、公職選挙法の規定に則った
発言があるべきだったと思っています。
辻立ちは、やっていい！
まあ、選挙や法律に明るい方なら、
一陣営のどこのどなたかも分からない方の
お願いとも命令とも何とも言えない
発言を聞き入れる必要がないことは、
すぐに分かることですし、
その発言自体、選挙の公平性を阻害する
可能性がある危険な発言であることは、
分かられたと思います。
なので、辻立ちは、普通にやっていいのです。
が、説明会自体に初参加だった
新人の陣営は、どう思ったのか、
気になりました。
禁止することが選挙違反では？
しっかり調べていませんが、
公職選挙法で規定されている運動に
勝手に制限をかける行為は、
選挙違反のような気がしています。
まあ、今回のは、言い放っただけで、
参加者全員で賛否を確認しあったわけではないし、
先にも言った通り、選管は無反応だったということなので、
ただの戯言として、扱われたような気もしますが。
本来、選挙運動とは？
公職選挙法で認められた運動は、
どんな候補者であろうと
する権利はあります。
しなければならない義務はありませんが。
なので、辻立ちが有効だと考えた
候補者は、遠慮なくやるべきです。
選挙期間にできる選挙運動は、
実は、とても限られています。
整理してみました。
① 選挙ポスター掲示
② 選挙ハガキの送付
③ 立会演説会の開催
④ 街頭演説
⑤ 街宣車で氏名の連呼
⑥ 電話訪問
⑦ ネットによる公約の公開など
⑧ 選挙ビラの配布
選挙の運動としては、
この８つしかありません。
先の辻立ちは、④の街頭演説の範疇です。
直接、本人の顔が見える、
数少ないチャンスなのです。
新人や若者に不利になる！
先の発言が
そのチャンスを奪おうという
意図がある発言だったとすると
大問題だと思ったのです。
やる気のある新人の台頭が、
自分の当選の脅威になる！
と感じたベテラン陣営の方が、
新人を潰そうという意図を持って
言ったという事になれば、
大問題だと思ったわけです。
後に、選挙結果を
検証してみたいと思っていました。
そんなことに負けず、
やる気のある新人たちが
全員当選していることを祈っていましたが、
結果は、39歳の女性、
42歳の男性を含む新人３人が落選！
みなさんは、このことをどう思われますか？
