議員の裏側

魚津市!お前もか?!県内自民会派のゴタゴタ 日本中見てもなかなかない珍事について

あっちでも、こっちでも自民分裂

今回は、富山県内で自民党の結束が、
軒並み乱れてきている
3つの市議会、黒部市、富山市、魚津市の様子についてお伝えします。

富山市の最大会派である自民党
その自民党が頑張ってもらうことで
富山県政、市政がしっかりと行われると思っているのに
しっかりとしてもらいたいと考えているからです。

まずは、4月に市を2分する
市長戦があった黒部市。

次に、今年の年頭に分裂し、
3月に質問順でもめた富山市。

そして、無風と思われていた
魚津市議会の議長・副議長が、
最大会派自民党以外から選出されたという
前代未聞の珍事を少しだけ解説したいと思います。

遺恨が残った!黒部市議会

黒部市議会ホームページより https://www.city.kurobe.toyama.jp/topCouncil.aspx

GW中の5月7日(土)の新聞に
「出席者半数、協議進まず」
との見出しの小さな小さな記事を発見しました。
そこには自民党黒部市連の呆れた実態があります。

なんと!
分裂市長選後の選挙のしこりをどう解消し
融和を図っていくか方向性を話し合う目的の初会合に、
半分が欠席したため話し合いが、
成立しなかったとのことでした。

しこりの解消どころか、
一層しこりを強めた格好です。

初っ端の会合でこういう状況であれば、
融和は程遠いと思いました。

正直、呆れるとともに、
やっぱりね!あかんわ、この議会!
と思いました。

堂々巡りの富山市議会!

富山市ホームページより https://www.city.toyama.toyama.jp/gikaijimukyoku/shigikaijoho.html

次に、3月定例会時になんと質問順でもめ、
決着がつかなかったのですが

5月のGW明けに行ったが、
またしても決着がつかなかった。

という記事が、
5月11日の新聞に載っていました。

記事の内容は、
2月のそれのコピペかと思うほど同じ。

どちらも歩み寄らず、平行線のままという、
呆れた状況のようでした。

記事にあるように、
質問順は会派にとって敏感な問題ではあるけれど、
逆に、市民にとってはどうでもいい話。

さっさと決着をつけてほしいですよね。
何を議論して言うのかわかりません。
質問順番ではなく内容で勝負して欲しいと強く思いました。

 

そして、あり得ない展開の魚津市議会

魚津市より https://www.city.uozu.toyama.jp/guide/svGuideList.aspx?cdkb=ctg&cd=11&topkb=C

5月18日の新聞に衝撃の見出し、
「正副議長に公明・共産」がありました。

最大会派が、自民会派なのに、
正副議長が他会派から出るなんて
異例中の異例です。
ハッキリとあり得ない話です。

保守(自民党)王国富山において、
最大会派自民が議長を出さないということは、
考えられないことだと
議長を選出できる力があるのに出さないなんであり得ないですよね。

議長にはこんなすすさまじい権限が

正しい情報記載のために議長について調べますと
議場の秩序の保持や議事の整理、
議会の事務処理をする議会を代表する重要な地位
とあります。

事務処理かよ、と思わないでください。
こんな権限がありますから。

  • 議場の秩序保持権
  • 議事整理権
  • 議会の事務の統理権
  • 裁決権

そうなんです。議長には大きな権限、つまり大きな力があります。
議事進行にかかわる大きな権限ですから、
議長が議会を進行できますので
議長を自分の仲間から出したいと全員が思うはずです。

ちなみに副議長は議長が不在のときの補欠となります。

議長を出さなかった馬鹿げた理由

なんと、自民会派の内紛らしいとのこと!

結局、市民不在の議員同士の
ねたみ?そねみ?遺恨?のようです。

自民会派内の話し合いで
決定したことに不満を持った議員が
会派を離脱したことが原因。

そのことで、揉めに揉め、
他の会派に譲る形になって、
議長が公明会派!
そして、副議長が共産会派!
の議員になったということです。

ことの発端は、
自民会派内で決めた議長候補が気に入らず、
自分がやるべきだ!と思った議員が、
会派を出たことにあるとのこと。

簡単に言うと私恨です。
個人的なうらみ!

私は議員を経験し本当に考えていたことと
実態との乖離を感じました。
その中でも感情的なところです。

論理的に話を進めていくイメージをもっていたのですが
感情的な部分が進行の邪魔をしているところが非常に大きいです。
今回もそこが気になりますね。

全く市民には関係のない、
つまらん感情のぶつかり合いで、
議長・副議長という
重要ポストを少数会派に
譲ってしまったということです。

まったくもってお粗末な展開です。

議員は、市民目線!市民のことを最優先に考えるべし!

以上のように、黒部市、富山市、魚津市、
3市の議会が、自民党の分裂によって、
しょうもないことで、停滞しています。

大事な話し合いを欠席した
4氏がいる黒部の自民市連。

お互いの主張だけにこだわり、
妥協点を見出そうとしていないよう
に見える富山市議会の自民党系会派2つ。

訳がわからない覇権争い(?)をして、
議長・副議長の座を二つとも
自民会派以外に渡した
魚津市議会自民党会派。

誰のために政治家やっているんですか?
と尋ねてみたいです。

市民が納得している、してくれる
と思っているのでしょうか?
不思議でなりません。


どう解決するのか?!

正直言って、どの市議会も低レベル。
子どもの喧嘩以下。
情けない状況だと思います。
どう解決に向かって行くのか?
先が見えません。
まあ、魚津市議会は、
議長、副議長に罪はないので、
そのまま進んでいくのでしょうが・・・!

こうなった原因は・・・

市民のみなさんには、
怒られるかもしれませんが、
シマは、議会がこんなこっぱずかしい
状態になる責任は、
市民のみなさんにあると思っています。

もっというと、政治に対する無関心が、
こういうことを成り立たせてしまっている
と思っています。

(どうせ見んやろ!分からんやろ!)と
議員が思っているからに違いないと思うのです。
どうですか?みなさん。

今後のこの3つの市議会が、
どういう動きをし、
市民本位の政治に舵を切るのか、
今後の動向を注視したいと思っています。

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