議員の裏側

維新の会の内輪もめを見てみよう

https://youtu.be/44prKUU6moY

1か月ほど前、
富山の衆議院議員、
維新の会の吉田豊史氏の
お話をしました。

シマは、その一途な政治姿勢に、
感服しているのですが、
富山の維新の会内では、
その真っ直ぐな政治姿勢が理解されず
物議を醸しだしていたようです。

あの温厚な柴田さんが怒る?!

8月19日の新聞に、
「柴田氏と対立」との小見出しがあり、
記事を読むと、懐が広く、
どんなことがあっても
怒気を露わにしない
温厚な柴田氏が、
吉田氏の代表選への
出馬の話し合いの席で、
「私がいては、話が進まないだろう」
と言って退席し、併せて、
代表代行を降りたいとの
意思表示もされたとありました。

余程、頭に来ていたのだと思います。

あの、何があっても
柔和な笑みを絶やさない柴田さんが、
こんな言動をされたのですから!

県の代表代行をしている
私の言うことがなぜ聞けない?
党全体のことを考え、
今後の富山の維新の会のことも考え、
馬場氏を推すと明言しているのに、
それが、なぜ分からない?

と言った感じなのだろうと思います。

自民を見習って・・・

富山では、まだまだ党員が少なく、
こじんまりと纏まっているのだろうと
思っていた富山県の日本維新の会が、
このことで、内部分裂するかもしれない!
そんなことが書かれていました。

そんなとこまで、自民のマネをせんでもいいのに!
と、ちょっと呆れると共に、
吉田氏の真意が、党員から理解されていないのだな!
と、思いました。

言っていることが小さい!

柴田氏は、全体のことを考え、
話し合いの場から、離れるという
動きをされた。

その際、柴田氏寄りの方々が、
「比例復活の立場で出るのはどうなのか?」
「惨敗した参院選の総括を優先すべき」
などと発言されたそうです。

つまり、吉田氏の立場で
代表選に出ることは考えられない!
比例復活の分際で何を言ってる!
そんなことより、参院選の負けた原因を
しっかり分析し、次(県議選)に、
備えるべし!ということらしい。

ひょっとすると、親分の柴田氏を
差し置いて、何を言っているんだ!
戯けもの!といった感情も
混ざっていたのかもしれません。

そう捉えると、
柴田氏は、その時点で、
馬場氏支持を表明していたので、
仕方ないと思いましたが、
柴田氏の取り巻きの方々は、
小さいなあと思いました。

比例復活議員は、ランクが下?

自民王国富山にあって、
比例復活であっても、
国会議員になったことは、
十二分に評価できる
物凄い実績だと思っています。

しかも、今回の相手は、
副大臣であった田畑さん。
そんな人を相手によく当選された!
と思って当然だと思うのです。

なので、それを理由に、
出馬を断念しろというのは、
おかしいと思いました。
代表選の規約に、
復活当選の議員は、
立候補資格なし!と
明記されているのなら、
仕方ありませんが、
そんなことは、ないようですから。

このことから、
激戦で何とか勝ち上がった
自分の党の国会議員を
誇りに思っていないとも感じました。

参院選惨敗は、吉田氏の責任?

もう一つの発言。
「そんなもんに力注がず、
参院選の惨敗の総括を優先せよ!」
というのも、言いがかりにしか思えません。

参院選の結果は、吉田氏の責任?
その総括って、そんなに難しいの?
既に、分かっているのではないの?

と、思うからです。

あなた方は、親分(柴田氏)が担いだ
馬場さんを応援するのが、筋だと、
建前だけでモノを言っているのでは?
と、感じました。

代表選に出た方がよかったかも?

既に、吉田氏が代表選には
出ないことが決定しているので、
後の祭りですが・・・

もし、吉田氏が、正式に代表選に
出馬していたとしたらどうでしょう?

さすがに、当選はしなかったと思います。
し、吉田さん本人も、そう思っていたと思います。
※あくまで、シマ予想です。

でも、地方の、しかも、比例復活で
議員になった者が、
正々堂々と、党を担ぐ!と
意思表示して出てきた!
となれば、全国の維新の会の党員から、
もっと言うと、全国民から、
注目されたと思います。

とんでもないうつけものが出てきた!
と思う方もいるかもしれませんが、
多くの方は、前向きに捉えられると思うのです。

「あの自民王国の富山から出てきたのか!」
「どんな男なのだろう?」
と言った感じで・・・

吉田氏の狙いは、そこにあったのでは?
と思っています。

そうすれば、県内も一枚岩になりやすい

もし、吉田氏の代表選出馬を
富山県の日本維新の会が認めていたら、
みんなが、それに向かって動き、
一枚岩になるのは、簡単だった!
のでは?とも思います。

今回の騒動は・・・

今回のこの内紛は、
地道にコツコツと実績を積み上げて、
党の中に存在感を作り、
その活動の中で人間関係を築きながら、
一歩一歩上がって行こうとする
亀さんタイプの柴田氏と

思いを一気にみんなに伝え、
自分や富山(地方)の党内での立ち位置を
一気に推進しようとした
ウサギさんタイプの吉田氏の
考え方の違いにあったのでは?

と、一人勝手に思っています。

そして、富山の政治家で、
ウサギさんタイプは吉田氏しかいない!
と思うので、これに懲りず、
変に大人にならず、
少しでもチャンスあり!
と思う事には、どんどん突っ込んで
行って頂きたいと思っています。

シマは、日本維新の会は、
嫌いですが、
政治家、吉田豊史は、
嫌いでは、ありません。

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