議員の裏側

政務活動費についてわかるので見てね。そして減額の話し合いをすべし!

今日はぜひ政務活動費と執行率について知ってもらって
ぜひこれについて語れるようになってもらいたいと思います。

政治家にとって問題にもなる大切なお金でもあるのが

「政務活動費」です。

今回は、6月1日の新聞に載った

富山市議会の政治活動のために
使っていいお金である「政務活動費」の
使用した割合が前年度たった40%弱という報道を受け、
富山市議会の政治のために
これらのお金について知ってもらいたいと思います。

お金の問題の代表格「政務活動費」

これっていったいなんなのか。

一般の会社員ですと、仕事をするときに
必要な経費があると思います。

パン屋さんなら原材料費、人件費、広告費
営業パーソンなら、ガソリン代、出張費、接待費とかですかね。

政治家にとってはこれが政務活動費です。
市民の声を聞いたり、調査をしたり、資料を購入したりなどの経費に使えます。
政治家にとっての必要な経費として給料とは別に渡されています。

この政治活動に使っていいお金が全然使われていないということです。

使わずに政治活動が実はできているんじゃないか、
これまで、無駄に使っていたんじゃないかと思いませんか?

なくても政治活動はできる

先の事実から、政治活動に対するお金は、
なくても政治活動はできるのではないか
という素朴な疑問が生まれます。

実際、島が議員だったころも、
こんなに使いにくいお金ならいらない!
と思っていました。

不正使用できないように領収書を出すの当然として、
色々と理不尽なところがあります。
ここでは理不尽な使いにくさの話は割愛します。

一方で、政治活動用のお金を使わないと
政治活動をしていないなまくら議員と思われる雰囲気ありまして
無理して使っていた側面もありました。

無駄に税金を使っていたと言っていいでしょう。

しかし、今回の報告で
新しくなった自民会派の使用率が0
一人会派である政策フォーラム32の大島議員は17年度以降ずっと、
このお金を支出せず政務活動をキッチリと行われています。

このことから、なくても、
政治活動ができると思うのです。

0にしなくてもいいですが、
問題だと思います。

実際問題、表面的には、
何の支障もなく議会運営がなされ、
市政も停滞せず動いているのですから。

低使用率の理由は相変わらずコロナ?

こんなに低使用率である理由は、
一昨年度までのそれと全く同じ。

コロナ禍で研修や視察を
行えなかったかららしい。

しかし、昨年度より、一昨年度の方が、
コロナ禍の状況が酷く、それ以前より、
使用率が下がった理由にはならないと思います。

そういう思いで、新聞を読んでみますと・・・。

2分した自民党会派の使用率が・・・

なんと、記事の最後に
「最大会派だった自民の
5月~分裂前の12月までの使用率が29.3%。
しかし、分裂後の新会派自民の
2~3月の使用率が46.8%に対して
現会派の自民は、
1~3月分の交付を申請しなかった。」
とあったのです。

これはつまり、かつて最大会派だった自民会派が、
一銭も使わなかった。
ということになっているのです。

どんな理由で使わなかったのか、
詳細は不明ですが、とにかく使っていないのです。

これつまり、それなりの会派(8人会派)であっても、
政治活動のために使っていいお金が
なくても政治活動ができることを
証明した
ことになるとシマは思いました。

そして、このことが、
低使用率をさらに加速させたのだとも思いました。

とにかく、議論していただきましょう!

一方、一番使用率の高い会派に目をやりますと
二人会派の共産党会派が、
74.9%とダントツとなっていました。

次に高いのが、同じ二人会派の誠政で、
59.0%でした。

最高の率で、75%に行っていないのですから、
少なくとも25%削減、
つまり、月15万を上限としている現状から、
最低でも12万円程度に減額することを
話し合いのテーブルに載せることぐらいは、
しないといけないのではと思っています。

どうですか?みなさん。

今後の動向を注視したいと思っています。

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