議員の裏側

富山市議会自民会派、旧統一教会問題で完全分裂?!

今回はなんと富山市議会で
歴史的なことが見られました。
なんと自民党と共産党のタッグです!

そもそものことを言いますと
富山市議会では自民党は
会派と呼ばれる派閥に分裂されています。
二番手に属する江西議員が
最大手の自民党派閥に旧統一協会問題で
噛みついたんです。

詳しくはこちら↓

旧統一教会に応援されたらアウト

その後、9月22日の富山市議会総務文教委員会で
自民党第一派閥と第二派閥がぶつかった!

そこでのできごとでした。

驚天動地!自民と共産がタッグ?!

過去には、絶対にあり得ない
タッグが組まれ、
賛否が真っ二つに割れた。
とのこと。

それは、9月22日の
富山市議会総務文教委員会での出来事でした。

富山市が旧統一教会の行事に
後援していたという事実を受け、
今後、そんな団体の行事に
後援などをしないようにと
市に厳密な承認手続きを行うよう求める陳情
が提出され、その賛否が割れたとありました。

その陳情に対し、共産会派の赤星委員が賛成討論。
続いて、驚くべきことに、
自民会派の柞山委員も賛成討論をしたとあったのです。

これは、かつての富山市議会を知るシマにとっては、
驚天動地。あり得ない出来事でした。

なので、かなりうれしい衝撃が走りました。

かつては犬猿の仲!

なぜ衝撃だったかと言うと、
共産党の赤星さんと言えば、
富山市議会の中では、ザ共産党の議員さんで、
前々回の選挙では、トップ当選された
力のある本物の野党議員です。

一方、自民会派の柞山さんといえば、
分裂前の自民会派の幹事長。
現自民会派では、会長を務める
筋金入りの自民党ベテラン議員。

シマが議員だった頃は、
傍目に見ても犬猿の仲で、
公の場である議場の中でも、
大声でやりあう場面を見たほどです。

シマが思うに絶対に反目し合う者同士。
絶対に手と手を取り合わない者同士。

共産党が賛成した案に
自民党が賛成することなど
あろうはずもなく、
全て反対が常識でした。

意地でも反対するのが
子どものようにも見えますし
大人のやり方のようにも見えますね。

そんなところを知っているシマにとっては
自民の柞山議員が共産の赤星議員と一緒に
賛成したということが衝撃だったのです。

可決されると思いきや・・・

で、そうなれば

バリバリの野党と、バリバリの与党
そのふたつが賛成となるので
先の陳情が賛成多数で可決されると思いきや
なんと、挙手による採決では同数!

副委員長の田辺議員の採決で
不採択となったというから驚きです。

旧統一教会との関わりを
スッキリクッキリ切りましょう!
という姿勢を見せなくてもいいという
方々の方が、多いということになるからです。

詳しく分析してみると!

新聞には書いてありませんでしたが、
現在の総務文教委員会の委員の構成からすると、

賛成したの4人は
共産の赤星さん、立民の村石さん、
自民の柞山さん、同じく自民の金岡さん

反対した4人は
富山自民の鋪田さん、高田さん、
公明の松尾さん、誠政の尾上さん

と思われます。あくまでも予想ですが。
※実際は、外れていました。後に修正。

それで、 この委員会では、中立的立場であるべき
副委員長の富山自民の田辺さんが、
反対に手を挙げ、反対多数となり、
不採択となった。ということだろうと思われます。

これも、あくまで、シマの予想ですけど。

反省していない?関係者(富山自民

シマが持っている情報では
反対された高田さんは、
旧統一教会との関係が物凄く濃い議員さん。

賛否を分ける最後の一票を投じた
副委員長の田辺さんは、
新聞報道などで、統一教会と関係があったとされる議員さん。

まあ、最大会派の富山自民が
事前に会派の意見として、
反対票を投じることを
決めて臨んだ会合だったので、
反対になったのだと思います。

関係者が多い会派として、
構成議員を擁護するような方向に向いたのは、
残念でなりません。

逆に、厳しくしてこそ、
市民の信頼を得られると思うからです。

でも組織を守ることを優先したのでしょう。

もっと情けないのは、公明、誠政

さらに残念に思ったのは、公明の松尾さんと
誠政の尾上さん。特に特に、誠政の尾上さんは、
国政政党で言えば、国民民主党系の会派。
賛成して当たり前の会派であると思うですが、
富山市議会では、ずっと最大会派に追従する会派。

長いものに巻かれる会派であり続けていることです。
簡単にいえば自民党にこびをうったのかと思います。

自民会派が二つに分かれ、
ようやく、色んなことが市民目線で
真剣に話し合われるようになった議会において、
その立ち位置を堅持しているのは情けないと思います。
※実際は、そうではなかったようです。

自民会派の真意は?!

話を本題に戻します。

今回、第二会派の自民会派は、
なぜ、共産会派と一緒に賛成したのか?

純粋に旧統一教会と一線を画すべし!
と考えたなら、立派だと思います。

今後も富山市議会の活性化が
期待できると思います。

ただ、危惧するのは、
今回の騒動を利用して、
最大会派富山自民を混乱させ、
旧統一教会と関わりのない議員を引き抜き、
最大会派に返り咲こうとするのが
目的かもしれないということです。

そうでないことを祈りつつ、
今後の展開を注視したいと思っています。

みなさんは、このことをどう思われていますか?

PAGE TOP