議員の裏側

小矢部市、朝日町、議員選に思う②低調な選挙結果の理由

前回、8月7日、同日に行われた
小矢部市議選と朝日町町議選の
選挙前の情勢について、
お話させて頂きました。

小矢部市、朝日町、議員選に思う①選挙前の情勢から

今回は、その選挙の結果を考察し、
両自治体の議会に期待できること。
市民・町民が、注視しなければならないこと。
などをお話したいと思います。

低調な選挙戦だった

小矢部市の投票率は、63.95%
朝日町のそれは、70.16%
で、どちらも過去最低。

予想通り、低調な選挙戦を受けての
残念な結果だったと思っています。

高齢者率は?

次に、落選者の年代を見てみると
小矢部市の一人は、50代
朝日町の二人は、80代と60代で、
明暗を分けた感じになっていました。

小矢部市は、17人の候補者の中では、
若い方だった50代が落選。

新聞の解説によると、
前回の選挙は、30~40代の候補者が
4人いて、新人が計8人も出馬し、
定員5人超の激戦となったが、
今回の選挙は、新人3人が全員60代で、
しかも、定員1超の寂しい選挙戦となった。

つまり、より高齢者率が高まった。

そんな中でも希望の星は、
前回30歳と48歳で当選した2人かな?
と思っています。

一方、朝日町は、最年長の80代と60代が落選。
その代わり、新人の40代と50代が、当選。
しかも、1・2フィニッシュを飾った。

この結果から、議会が若返り、
活性化が期待できると思っています。

女性は、全員当選したか?

少数しか立候補しなかった
女性候補は、
小矢部市が、二人そろって当選。
単純に、よかったと思いました。
しかし、二人そろって68歳というのが、
若干気になるところです。

朝日町は、一人当選、一人落選。
こう言っては、いけないのかもしれませんが、
最高齢80歳の女性候補が落選し、
最年少42歳の候補が当選したことは、
女性間の世代交代が進んだということで、
よしとするべきだろうと思いました。

ただ、女性の政治参画が叫ばれて久しいですが
両自治体とも少ないというのが事実です。

選挙が終わったばかりですが、
当選した3名には、大活躍して頂き、
次回の選挙では、倍増、3倍増、4倍増を
市民、町民に意識づける結果を
残して頂きたいと期待します。

選挙は、勝って!負けて!お終いではない

さて、両自治体の議員選挙は終わり、
結果が出ました。

どちらも選挙戦は盛り上がらず、
投票率が低い選挙になりました。

そして、当然のように高齢議員が多く、
なおかつ、女性議員が少ない議会が
構成されました。

もっと言うなら、高齢者率が高まり、
女性は計3人当選しましたが、
内2人は、68歳という年齢が気になり、
安心できない選挙結果だったとも言えます。

選挙は、これで終わりましたが、
大事なのは、これからです。

あなた

これを読んだあなたはいかが感じるでしょうか?

政治の話は個人の意見が大きく分かれるので
ご法度というところもあります。

それほど自由に個人の思想が変わって
どう考えるかが重要です。
あなたにはどう捉えるかを考えてもらいたいなと思っています。

これからは、選ばれた議員の方々が、
どんなことをされるのか、
しっかり見、モノを言うのが、
市民、町民の務めとなります。

それをしっかりすれば、
いい議会になり、いい政治が
展開される可能性が高まります。

貴方を信じて、投票してあげたよ!
あとは、頑張って!
と、丸投げしては、いけないと思います。

 

議会は、政治は、市民が育てるもの

選挙は、自分の意見を
やる気のある市民(候補者)に
伝えるためにあるものだと思います。

それにより、議員が育ち、
結果として、議会も育つ。
そういうものではないかと思います。

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