議員の裏側

2022富山県参院選を振り返って 自民党編

やはり、自分たち(自民党)
のための選挙だったのか?

今回の参院選富山選挙区の
6人もの候補者が立った
激戦であるはずの選挙。

戦前の予想通り、
全く盛り上がることなく、
自民党圧勝!一人勝ち!
で終戦となりました。

今回は、圧勝した自民党に
焦点を当て、そのことを
少しだけ深堀したいと思います。

選挙の目的は当選ではなかった

7月13日の新聞1面の
参院選後の特集記事に
「分裂後 再び一枚岩に」
(自民圧勝)
(知事との関係に不安)
という見出しが躍っていました。

勝って当然!と思っていた

記事の出だし、自民選対本部長の弁!
「30万台を確保できて、正直、ほっとした!」

さらに続いて、
「県連が懸念していたのは、
投票率と得票率だった」そうです。

つまり、選挙前から、
勝つのは当然で、心配していたのは、
投票率と得票率が、前回を下回らないか?
だったということです。

投票率と得票率が好結果だったということは
比例選挙に有利に働くし、
党に支払われる政党交付金も増えるということです。

つまり、票が多いほど、
議員数も収入増やせるので、
ノルマが課されていたのではないか
と思われ、選対本部長は、
暗にそのことを言っていた
のかなと思いました。

で、一枚岩に戻った!?

投票率が前回を上回り、
得票率も前回に近い状況だったので、
自民党富山県連が一枚岩に戻った!
ということらしく、それが、当選したことより、
良かったと思っているかのように
読み取れました。

心配事は知事との関係や県議会の分裂?

記事では、昨年の衆院選で、
自民党だけでなく、
維新も応援した新田知事との関係でした。

また、今回の参院選に至る前の知事選で、
分裂したままの県議会の自民会派。

そこに不安があるということです。

それは、何の不安?

具体的に言うと
来春の県議選で現知事を応援した
令和会派と自民会派が対立候補を出して、
戦うのではないか?

そんな不安だということです。

 この不安を払しょくするのが
県連会長(今回の当選者)の仕事?

ダントツの勝利は、難題山積の国政の
健全化のためでなく、
県内自民党の勢力争い解決が
主目的だったと・・・・

自民党県連にとって、今回の参院選は

一致団結すること
自民党の議員数を増やすこと
政党交付金を増額すること
これらが、主目的の選挙だった。

国政の様々な難題に向かう
県の代表を選び、
国に地元の思いを伝え、
実行してくれる人を送り出す
ことではなかったということです。

このことを、みなさんは、どう思われますか?

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