議員の裏側

野次による議事進行!

前回取り上げたI議員の発言直後!
インターネット中継では、
よく聞こえませんが、
不適切発言を取り消す意図をもって
「動議(意見を言う機会を与えてくれ!)」
が掛けられています。

やじで進行?する議会!

ですが、実際は、動議はスルー!
(実際は、議長の耳に届いていなかったらしいが)
「議事進行!(予定通り議事をすすめよ!)」
という自民党会派ベテラン議員の野次で、
審議が進んでいきました。

正式な議事進行ルールは?

正式なルールでは、
2名以上の議員が動議を申し出ると、
取り上げなければならないもの!
になるのです。

しかし、この時は、
それをスルーされたために、
取り上げられませんでした。

結果として、U議員を誹謗中傷した
不適切発言3つをただすことができず、
今に至っています。

ただす方法は?

ただす方法は、二つありました。
一つは、「動議(その場で発言を求めること)」。
動議が認められ、賛同者が、
2名以上いれば、発言権が認められます。

もう一つは、「議会中に異議申し立て」をすること。
ですが、この時は、議会最終日で、
本会議終了をもって議会が閉会するため、
それは、できなかった。
よって、あの暴言をただすチャンスは、
この時は、「動議」しかなかったということです。

勉強不足!

正直言って、当時、島は、そのことを
理解していませんでした。

ただ、確証がないことを
公の場で言いやがって!この野郎!
とは、頭の中で思い、
後で、ギャフンと言わしたる!!
とは思っていました。

が、それができないことが、
後で分かり、勉強不足を悔いました。

野次で、議事進行!

動議がスルーされた原因の一つは、
ベテラン議員からの「議事進行!」という野次。

これがなければ、議長は、
「動議!」を聞き逃すことなく、
賛同者の有無を確認し、
二人以上いることになれば、
発言権が認められたはず。

そう思うと残念でなりません!

みなさんは、どう思われますか?

実際の現場を見てみよう!

お時間のある方には、
富山市のHPから、
富山市議会インターネット中継
令和元年12月定例会12月24日、
本会議の52分50秒から、
A議員が話を始められる
20秒程度をボリュームを
最大にしてご視聴頂ければと思います。

「動議!」というA議員の肉声と、
「議事進行!」とのヤジが
聞き取れると思います。

リンクを貼っておきます。
富山市議会インターネット中継
-会議名でさがす (jfit.co.jp)

富山市議会が、
市民のみなさまからの
心からの信頼を回復するためにも、
こんなおかしな進行がない
議会にして欲しいと思います。

ちなみに、次の3月定例会で、
なんと!この「議員倫理条例制定の件」は、
取り上げないという決定がなされました!

興味を持たれた方は、
令和2年3月定例会最終日の
インターネット中継35分~2分程度をご覧ください。
http://www.toyama-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=375

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